携帯が繋がったのは1時間半後だった。
相手は・・・
十与次さんである。
そう、世界を股にかける料理人は長安鎮から台中へ移動していた。
(※長安のお店は引き続き別の板前さんが切り盛りしている。)
で、今回台北から合流させて頂く事になった。
早速二人でホテルへ
←チェックインしただけ。
9年前の台北と大きく変わった所と言えば2点。
一つは空港の名前が中正国際空港から桃園国際空港になっていた事。
(アタクシはこの事実を知らず、新空港だと思っていた。)
もう一つはMRTの開通ラッシュである。
当時淡水線と木柵線の一部しか営業しておらず
バスでの移動が前提だったが、現在はMRTで台北市内をほぼ網羅できる。
早速二人で1日乗車券を買った。
200元(約660円)で50元のデポジットを含むから結構お得である。
向かった先は台北随一の電脳市場、光華商場。
・・・あれ?ガード下にあったのが綺麗な小屋に収まってますよ?
以前のように、リストを持った子供達が群がっても来ない。
まさか・・・?!
中を歩くが、健全そのものの電気街である。
東アジアナンバー1の暗黒市場として君臨していた頃の面影は微塵もない。
周辺ビルに一部怪しい店舗が移っているようだが
香港の黄金商場やBKKのパンティップ、サパーレックの様な活気はもう失われている。
それじゃ無くなったのか??
いやいや、地下に潜ってる様です。
こういう所に・・・。
しかし残念だ・・・。
足取り重く出た所で小姐が元気に生搾りジュースを売っていた。
レモン無しにして、砂糖の量を減らさなかったので鬼のように甘い。。
二人とも飲みきれなかった。
そして次の場所へと向かう・・・。
何だか肌寒いな。。。