清純なオサーンの、チンケで退屈極まる旅行記

by wan_chai
 
本物の味@近江
水無月晦日(六月三十日)は夏越の祓(なごしのはらえ)。
京都では、名にし負う水無月と言う和菓子を食べる習慣があると言う。
a0023740_2253325.jpg

外郎(ういろう)の上に小豆を散らせた和菓子は
意外にさっぱりしていてこの季節に良く合う気がする。
(本来は旧暦なので今の五月中旬頃)。

もう一つは蕨餅(わらびもち)
「本物」である。
a0023740_22532572.jpg

強調するのにはワケがある。
実は、本物の蕨餅は今や貴重で滅多に手に入らない。
なぜなら、蕨粉の精製があまりにも手間がかかる為
コスト的に、全く合わないのである。
現代の蕨餅はタピオカなどの澱粉や葛粉を使用するのが常識なのである。
それを蕨餅と言って良いのかと思うが
日本の食品行政は本当に適当なのでOKなのだ。(くず餅も葛を使ってない。)

実際、原材料の一番目にわらび粉と書いてある商品でも
明らかに配合比が疑わしい商品gモガッ←検閲により抹消♡

本物の蕨餅は茶色で不透明、何よりもしっかりした香りと伸びの良い歯応えがある。
それだけでも感動ものなのに、周りの黄粉に更に驚かされる。
和菓子のキモは餡と黄粉だが、手間がかかる上に職人不足とあって
その殆どが専門業者から買っているのが、悲しい現実。

今回の蕨餅の黄粉、煎りが自前かどうかはわからないが
出来は間違いなくオリジナル。
それも素晴らしい出来なのである。

縁有って、多くの和菓子メーカーと付き合いさせて貰っているが
こんなに美味しい黄粉は食べたことが無い。

はっきり言って、無駄にハイクオリティなのである。
だって、本わらび粉なんて使わない粗悪な蕨餅が全盛の中で
こういう本物の味を理解する人なんていない。
市場の要求レベルを遙かに超えているのである。

日本の食品・外食業界の消費者は本物なんて求めていない
職人が作る美味しいけれど不便な逸品よりも
工場でバイトが作る安くて便利な商品の方が売れるのである。

そんな徒花の様な素晴らしい逸品を食べて
少々、残念な気分になっていたアタクシ。

おっと、いけねぇ。
もう一品あるんだった!





The 鮒寿司
a0023740_2258334.jpg

なんかベタベタするで!

日本ではくさやと並んでクセが強いとされる「なれ鮨」の代表だ。
早速開けてみる。

「・・・?」

全然臭くありませんよ?
むしろ、乳酸発酵特有の酸味臭がヨーグルトや
ウォッシュ系チーズの様な甘味な香りを発している。

周りのご飯を除けて食べるのが本来らしいが、少し残して食べてみると
塩っ気が強い物の、やはり乳酸菌の利いた旨味がはっきり感じられる。

このままだと、ちと食べにくいので醤油を垂らしてみるとかなり旨い。
出汁茶漬けにしてみると、更に旨味倍増でメチャ旨いっすよ?

誰ですか?鮒寿司が苦手とか言う人は?

はっきり言って、シュールストレミングとは較べものにならない
爽やかな食べ物である。
噂だけが先行して都市伝説になっているのかも知れない。

狸田所長も美味しく召し上がっているポン

ちなみに、先の和菓子も近江の和菓子屋さんの製品。

近江は京と加賀の間にあって銘品の宝庫なのかも知れない。
もっとも、和菓子の方は小売りしていないそうですが(+_+;)ムネン・・・


おっ?!日本対パラグアイが始まってルー←珍しくリアルタイムっぽい感じ

狸田所長の鮒寿司の記事にTB頂きもす♪
[PR]
by wan_chai | 2010-06-29 23:04 | 食べ物
<< 違和感(3/24)@キャンプフ... 食べられません(3/24)@ブ... >>


S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
タグ
ブログパーツ
最新のトラックバック
屋台のトウフー
from ポンポコ研究所
ひも
from ポンポコ研究所
"Pizza怪獣"なayo。
from lazy*ayo
新春は、田舎をサイクリング
from ポンポコ研究所
プリンス粥店(โจ๊กป..
from ポンポコ研究所
以前の記事
2014年 09月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 08月
2005年 07月
2005年 06月
2005年 05月
2005年 04月
2005年 03月
2005年 02月
2005年 01月
2004年 12月
2004年 11月
2004年 10月
2004年 09月
2004年 08月
2004年 07月
2004年 06月
2004年 05月
検索
MENU
ライフログ
カテゴリ
その他のジャンル
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
関連リンク